LateMarshmallow’s blog

うつ病、ADHDとの生活を、心理学の知識を交えながら記録していきます。

片付け・忘れ物・無くし物→『しまう場所を決める』

はじめまして!えりです! - LateMarshmallow’s blog

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【今日の内容】

経験談

・考察

・対応策

 

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2019年7月25日(木)の夜、突然私は、

「明日の準備をしよう!」と思った。

明日のことを考える余裕があるのは、随分久しぶりで、自分自身でも驚いている。

きっかけは、デイケアスタッフさんのこんな提案を受けたことだった。

「忘れ物してしまうなら、デイケア用の鞄を作ったらいいのに。」

 

以前、ブログにも書いたが、私は大学時代に一人暮らしを始めてから

【片付けができない・忘れ物、なくしものが多い】

ことに悩まされた。

そこで私が考えたのが、

【専用のカバンを用意する】ことだった。

 

バイト用のカバンには、

・バイト専用のくつ

・ボールペン

・制服

学校用のカバンには、

・筆記用具

・教科書

……というように、筆記用具は両方のカバンに入れておいた。

この対策をしてから、忘れ物をしていないかという不安感が、だいぶ解消されていたような記憶がある。

 

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そうやって「できていたこと」を忘れてしまっていたので、最近再び【忘れ物・無くし物】が多くなってしまっていた。

 

ADHD(注意欠如/多動性障害)の特性の1つ

【不注意】の状態は、

・集中力がない

・モノをよくなくす

・細かいことに気が付かない

・忘れ物が多い

・話をよく聞かない

・忘れっぽい

が挙げられるが、私の経験から、モノをなくしたり忘れ物をしたりするのは、【片付けられない】が原因だと考えている。

 

まず、使ったものを“とりあえず”そこに置いておく。

置いたことや、置いた場所を忘れる。

元々あった場所に戻せない。

片付けられない・モノをなくす

 

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【片付けができない・無くし物・忘れ物】

                                             の対策として、できること

①入れる場所、しまう場所を決める。

例)○○用の鞄、大事な書類をまとめて入れておくケース、タオルの引き出し、など。

②片付け方を【見える化】する。

例)
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テプラなどで、名前をつける。


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引き出しの中身を、引き出しと同じ大きさの紙で書き、底に貼り付けておく。

③予備を用意しておく。

④予定をメモする、確認する癖をつける。

例)小学生:連絡帳を見ながら明日の用意をする。

 

この対策は、困り感を感じている人でも、そうでない人でも、「できること」が増えるだろう。

②の、『見える化』については、ユニバーサルデザインの考え方を用いている。

(ユニバーサルデザイン

……多くの人に使いやすいデザイン手法のこと)

 

「自分はできない。」が「自分もできる。」に変えられるよう、私自身も工夫していきたい。

 

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参考文献

 

ASDアスペルガー症候群)、ADHD、LD 女性の発達障害女性の悩みと問題行動をサポートする本 [宮尾 益知] 

ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 女性の発達障害 女性の悩みと問題行動をサポートする本 [ 宮尾 益知 ]|ROOM - 欲しい! に出会える。