LateMarshmallow’s blog

うつ病、ADHDとの生活を、心理学の知識を交えながら記録していきます。

だれとも関わりたくないとき

はじめまして!えりです! - LateMarshmallow’s blog

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【今日の内容】

・「普通」に生活することはすごいこと。

・心のパンク

・誰とも関わりたくないとき

・その時してほしいこと

 

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あなたの一日は、どのように流れているだろう。

朝起きて、朝ご飯を食べて、会社に行ったり家事をしたり……。ランチを食べて、気づいたら夜になっていて、夜ご飯を食べてお風呂に入って寝る。

それは、あなたが何気なく過ごしている、「普通」の生活なのかもしれない。

 

私は、朝起きて、電車に乗ってデイケアに行く。デイケアでは、料理を作ったり芸術をしたり、スポーツやミーティングも行う。

仕事をしている人から見たら、「仕事もしないで楽しんで、いいなぁ。」と思うかもしれない。むしろ、「なんでそんなに疲れるの?」とも思う人もいるかもしれない。

 

しかし、私にとっては、【他人と会って話すこと】 は特にエネルギーを使うことで、「変なことを喋ってしまって、嫌われたらどうしよう。」「相手を怒らせないように、話そう。」などの考えが常に頭の中にあり、ずっと気を張っている状態なのだ。

 

デイケアに通うことも、「普通の人は仕事してるんだから、私はデイケアに行かなきゃいけない。」というプレッシャーを自分でかけている。

掃除も、洗濯物も料理も、家事全般は【自分が死なない程度にする。】ことにしている。「ちゃんとやる。」ことは、うつ病になって諦めた。

 

したがって私は、「普通」の生活をしている人は、それだけですごいと思っている。

 

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「普通」の生活がしんどい私でも、初めて会う人や恋人には、【「普通」に出来ている自分】を見せている。この状態は「過剰適応」の状態である。

 

突然だが、私は9月に入籍して11月には引越し(三重県→埼玉県)・同棲・復職を控えている。そのため、トラウマと向き合っている場合ではなくなった。

家族と疎遠である私。

5月にパートナーのお父さんとお兄さんにご挨拶。

6月は1度も休まずにデイケアに通った。

7月は車で埼玉県まで行き、2週間限定で主婦の練習をしに行った。

 

8月には、パートナーと一緒に私の祖父母に挨拶に行き、さらにパートナーのお父さんとお兄さんと共にお墓参りに行く予定だった。

しかし、ここで問題が……。7月の長距離移動で、私と私の子どもたち(1歳半と2歳のうさぎ達)は、かなり疲れていた。



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普通に2週間経ったのにまだ、怒ってるお二人(マシュマロ、ラテ)さん…。

パートナーには、

・車で長距離運転するのは、もう無理

・うさぎ達の負担が心配

などを伝えた。1番いい方法について、2人で喧嘩もした。

 

デイケアでも、人と関わることに疲れてきていた。このことについては、『1度にたくさん言われると……。』の記事で詳しくまとめておく。

一度にたくさん言われると……。 - LateMarshmallow’s blog

 

さらに、パートナーからはTwitterやこのブログも否定されるようなことを言われ、「愛情表現の違い」で喧嘩をした。

そこで私が出した答えが【自分の感情を消して、お人形さんになればいい。】だ。

過去に母親のお人形を経験している私には、簡単なことだと思ったし、パートナーが満足してくれるならそれでいいとも思った。

愛着障害もある私は、どうしたら愛情表現になるのかすらわからない。これに関しても、また『愛情ってなあに?』の記事にまとめようと思う。

 

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その日から、2日程は日中も寝てばかりだった。

パートナーの言う通り、Twitterも触らない。

パートナーからの電話には出るが、私から話題を振ることは無いし、相槌しかできない。

「電話、切った方がいい?」と、怒られたこともあった。私は、「どっちでも。あなたが決めていいよ。」と答えていた。

正直のところは、『お願いだから、ほっといて。』『一人にして。』と言いたかった。しかし、それを言ってしまったら、またパートナーを傷つけるし、怒らせる。私は、自分の気持ちを消すことしかできなかった。

 

私の「うつ病」は、このように時々【誰とも関わりたくない時】がある。

元々、常に対人恐怖を感じているタイプで、「見捨てられ不安」も承認欲求も強い。

そんな私が身につけたのは、【いい子】という防衛法だった。

しかし、「いい子」にも限界がある。相手が求めている自分像が見えなくなった時だ。

その時、私は【誰とも関わりたくない】状態になり、寝て過ごすことが多くなる。

 

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【誰とも関わりたくない時】は、どんなに仲が良い友人でも、大切なパートナーでも、とにかく【関わりたくない】と思ってしまう。

 

ただ、心に留めておいてほしいことは、

【今、関わりたくない】だけであって、嫌いになったわけではない、ということだ。

 

大丈夫。

いつかまた、『人と関わるエネルギー』が溜まったら少しずつ関わることができるようになる。

話はしたくなくても、誰かのそばにいることで安心するようになり、少しずつコミュニケーションをとれるようになる。

 

だから、その時が来るまでは、【誰とも関わりたくない私】を許してほしい。

これは、私と同じように苦しんでいる人と、その周りにいる支えてくれる人へ。

 

ただ、ありのままの心の状態を、一緒に受け止めてほしい。

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【参考文献】

最新図解 女性の発達障害サポートブック [ 本田 秀夫 ] 

最新図解 女性の発達障害サポートブック [ 本田 秀夫 ]|ROOM - 欲しい! に出会える。